死者は72人に、フィリピン・セブ島沖地震
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【10月2日 AFP】フィリピン中部セブ島沖で9月30日に発生したマグニチュード(M)6.9の地震による死者数は、2日時点で72人に達した。
同国政府によると、負傷者は294人で、約2万人が避難しており、セブ島北部では約600棟の住宅が損壊した。余震が続く中で多数の住民が路上で夜を過ごした。
消防当局は、行方不明と報告されていた人々の収容は終わったと発表している。
多くの地域では依然として停電が続いており、震源に近いボゴ市のセブ州立病院の外では、損傷した建物を避けて多数の患者がテントで避難している。
地域の防災当局によると、地震の影響を受けた42のコミュニティーで、11万人以上が住宅や生計の再建支援を必要としているという。(c)AFP