【9月29日 AFP】米国のドナルド・トランプ大統領は28日、中東情勢の打開に向けた期待を示唆し、「全員が特別なものに賛同している」と述べ、イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相のホワイトハウス訪問を前に突破口への期待を高めた。

トランプ氏は自身のSNS「トゥルース・ソーシャル」に「中東で偉業を成し遂げる本当のチャンスがある」と投稿し、「全員が特別な何かに賛同している。初めてのことだ。われわれは成し遂げる!!!」と続けた。

26日には記者団に「(ガザについて)合意があると思う」と述べ、「人質を取り戻すための合意だと思うし、戦争を終わらせる合意だと思う」と語っていた。

外交筋によると、トランプ氏の計画には恒久的な停戦、人質の解放、ガザからのイスラエル撤退、大規模な人道支援の投入が盛り込まれているという。

トランプ氏との会談を翌日に控えたネタニヤフ氏は米FOXニュースで「人質を解放したいわれわれとしては、計画の実現を望んでいる」と述べ、「イスラム組織ハマスを非武装化し、支配を終わらせたい。ガザを非武装化し、ガザとイスラエルのために新しい未来を築きたい」と語った。

計画の最も論争的な点の一つは、将来のガザ統治にヨルダン川西岸を拠点とするパレスチナ自治政府の関与を想定している点だ。

ネタニヤフ氏は「改革されたパレスチナ自治政府が完全に姿勢を変え、ユダヤ国家を受け入れ、その子どもたちにユダヤ国家との共存と友好を教えるようになる――ユダヤ国家を滅ぼすために生きるのではなく――ということが本当に起きるのか、私はそうは思わない」と述べた。

国連で演説したネタニヤフ氏は、パレスチナ国家の樹立を阻止することを誓う一方、ガザでの軍事作戦を「完遂する」と述べた。(c)AFP