【9月28日 AFP】ロシアのセルゲイ・ラブロフ外相は27日、イスラエルが中東全体を「爆発」させようとしていると非難し、イランやカタールへの攻撃を批判するとともに、ヨルダン川西岸の併合を求める声に反対した。

ラブロフ外相は国連総会で演説し、「イスラエルによるパレスチナ人への違法な武力行使と、イラン、カタール、イエメン、レバノン、シリア、イラクに対する攻撃的な行動は、今日、中東全体を爆発に追い込んでいる」と述べた。

また、イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相の極右同盟がヨルダン川西岸の併合を求めていることについては、「何の正当性もない。これは本質的に、パレスチナ国家創設に関する国連決議を葬り去ることを目的とした、一種のクーデターだ」と語った。(c)AFP