トランプ氏のノーベル平和賞受賞、ガザ紛争終結が絶対条件 マクロン氏
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【9月24日 AFP】フランスのエマニュエル・マクロン大統領は23日、ドナルド・トランプ米大統領は、パレスチナ自治区ガザ地区をめぐるイスラエルとパレスチナの紛争を終結させない限りノーベル平和賞を受賞できないと述べた。
マクロン氏は、国連総会の傍らでBFMTVのインタビューに応じ、「現状で何かできるのはただ一人、米大統領だけだ」と述べた。
「けさ(23日の国連総会で)、米大統領が『私は平和を望み、この紛争を解決する』と述べるのを見た」「ノーベル平和賞は、この紛争を終結させない限り受賞できない」と続けた。
マクロン氏は、「あなた(トランプ氏)はイスラエル政府に圧力をかけ、ガザ紛争をやめさせる必要がある。そうすることで最終的に(イスラム組織ハマスに拘束されている)人質を解放できる」と述べた。
マクロン氏は、国連総会でフランスを代表してパレスチナを国家承認した後も(この決定はトランプ氏とイスラエル双方から激しく非難された)、イスラエルに対して影響力を持っているのは米国だと認めた。
「なぜ彼(米大統領)はわれわれよりも多くのことができるのか? われわれはガザ紛争を可能にする武器を(イスラエルに)供与していないからだ」と述べた。
また、パレスチナ国家は「イスラエルが承認する日に真に樹立される」とも認めた。(c)AFP