台風18号接近、中国・深センで市民40万人の避難準備
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【9月22日 AFP】中国の広東省深セン市は22日、非常に強い台風18号(アジア名:ラガサ)が中国南部に接近する中、市民40万人の避難準備を始めた。
フィリピン気象庁によると、台風はフィリピンのカラヤン島(バブヤン諸島の一部)に午後3時(日本時間午後4時)に上陸。午後2時(同午後3時)時点で、中心付近の最大風速は毎秒約60メートル、瞬間風速は毎秒約82メートルに達した。
深セン当局は21日夜、沿岸部や低地の住民数十万人を避難させる計画を発表し、大規模な避難態勢を整えた。
広東省の複数の都市では、台風の影響で授業や業務が中止され、公共交通機関も運休となった。
香港に拠点を置くキャセイパシフィック航空は、500便以上のフライトがキャンセルされる見込みとし、香港国際空港発着の旅客便は22日午後6時以降停止し、「25日の日中に再開予定」としている。
台湾の国立気象局も、東部で「極端な荒天」が予想されるとして注意を呼び掛けている。(c)AFP