【9月22日 AFP】第20回世界陸上東京大会は21日、各種目の決勝が行われ、メリッサ・ジェファーソンウッデン、ノア・ライルズ、シドニー・マクラフリンレブロニの米国勢がさらに金メダルを獲得し、大会の閉幕を迎えた。

ジェファーソンウッデンは、女子4×100メートルでの米国の優勝に貢献し、100メートルと200メートルに続いて今大会の短距離タイトルを総なめにした。女子での3冠達成は、2013年大会のシェリー・アン・フレイザー・プライス(ジャマイカ)以来、史上2人目となった。

日の丸のヘアカラーで世界の舞台で最後のレースに臨んだ38歳のフレイザー・プライスは、リレーで銀メダルを獲得している。

ライルズは男子4×100メートルリレーで優勝を飾り、200メートルに続いて金メダルを獲得。400メートルを制したマクラフリンレブロニは、4×400メートルリレーの金メダルを手にした。

しかし、米国が過去10大会で9回優勝していた男子4×400メートルリレーでは、ボツワナがアフリカ勢として初の金メダルを手にしている。

女子走り高跳びでは、ニコラ・オリスラガース(オーストラリア)が初優勝。2022年に始まったロシアの侵攻以降、ウクライナの人々の士気を高めてきていたヤロスラワ・マフチクは、銅メダルに終わった。(c)AFP/Pirate IRWIN