日本、ラグビー・パシフィック杯で準優勝 フィジーが連覇達成
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【9月21日 AFP】ラグビー、パシフィック・ネーションズカップは20日、米ユタ州ソルトレークシティーのアメリカ・ファースト・フィールドで決勝が行われ、日本は27-33でフィジーに敗れ、昨年大会に続いて優勝を逃した。
日本は5分に江良颯が先制トライを決めると、20分には李承信のペナルティーゴール(PG)が決まって10-0とリードを奪った。
しかし、直後にフィジーのトライとコンバージョンで追い上げられると、31分、35分、40分と立て続けにトライを奪われ逆転を許した。
後半に入りジョジ・ナソバにこの日2本目のトライを許し、10-33とリードを広げられた日本は、47分に中楠一期、60分に江良がトライを奪取。その後フィジーにシンビンが出る中、李が2本のPGを決めたものの、追い上げは届かなかった。
日本の主将ワーナー・ディアンズは「少し失望している。前半にリードを許しすぎて、後半に取り返しきれなかった」「それでも選手たちの戦いぶりは素晴らしかった」と語った。
エディー・ジョーンズ・ヘッドコーチ(HC)は「これは決勝戦。求める結果が得られなければポジティブなことなどない」とし、「若いチームにとっては厳しい試練。後半はよくプレーしたが、前半でフィジーに大きなリードを許してしまった」と述べた。
昨年大会決勝でも日本はフィジーに敗れており、通算4度目のタイトル獲得をまた逃した。
一方でフィジーは、2015~18年に達成した4年連続優勝以来となる連覇を達成している。(c)AFP