【9月21日 AFP】米大リーグ(MLB)は20日、各地で試合が行われ、シアトル・マリナーズのカル・ローリーがヒューストン・アストロズ戦で今季57号を放ち、球団のシーズン本塁打記録を更新した。

今季はすでに捕手としてもスイッチヒッターとしても大リーグの本塁打記録を更新しているローリーは、この試合の3回にアストロズのフランバー・バルデスから右中間のフェンスを越える一発を放った。

これでローリーは、ケン・グリフィーJrが1997年と98年に記録したマリナーズの最多本塁打記録56本を塗り替え、歴史的なシーズンに花を添えた。

今季の本塁打王争いでトップに立っているローリーは、2022年にニューヨーク・ヤンキースのアーロン・ジャッジが記録したア・リーグの本塁打記録62本の更新を狙っている。

ア・リーグ西地区で首位に立つマリナーズは6-4で勝利して戦績を86勝69敗に伸ばし、2位アストロズとのゲーム差を2に広げている。(c)AFP