カーショウが今季限りで引退、ドジャース一筋18年
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【9月19日 AFP】米大リーグ(MLB)のロサンゼルス・ドジャースは18日、クレイトン・カーショウ投手(37)が今季限りで現役を引退すると発表した。
カーショウのレギュラーシーズン最終登板は、19日に行われるサンフランシスコ・ジャイアンツ戦で、先発登板が予定されている。
ドジャース一筋18年でこれまでに通算222勝を挙げ、今年7月には史上20人目となる通算3000奪三振を達成しているカーショウは、ワールドシリーズでは2度の優勝を経験し、最優秀投手賞のサイ・ヤング賞には3度選出されるなど、野球殿堂入りが確実視されている。
昨季はけがで苦しんだものの、今季は20試合に先発して10勝2敗、防御率3.53を記録しており、ドジャースも優勝に向けて戦いを続けている。
カーショウは2006年にドラフト全体7位でドジャースから指名を受けると、08年には新星としての地位を確立。11年にオールスター初選出を果たすと、同年に自身初のサイ・ヤング賞を獲得した。
11年から4年連続で最優秀防御率を記録し、13年と14年にサイ・ヤング賞に輝くと、14年はナ・リーグのシーズン最優秀選手(MVP)も獲得した。
プレーオフの登板では08~19年までの32登板で9勝11敗、防御率4.43と厳しい成績に終わっていたが、20年のポストシーズンでは4勝を挙げ、自身初のワールドシリーズ制覇を果たした。(c)AFP