【9月19日 AFP】フランスのエマニュエル・マクロン大統領は18日、パレスチナの国家承認はイスラム組織ハマスを孤立させる最善策だと強調し、イスラエルによるパレスチナ自治区ガザ地区への壊滅的な攻撃を改めて非難した。

マクロン氏はイスラエルの民放チャンネル12のインタビューに英語で応じ、「パレスチナの国家承認は、『パレスチナの人々の正当な見解や彼らの今苦しみは、ハマスとは無関係だ』と宣言することに等しい」「パレスチナの国家承認は、ハマスを孤立させる最善策だ」と述べた。

フランスは英国などの西側諸国と共に、今月の国連総会でパレスチナを国家承認する方針を示している。

ガザ地区の中心都市ガザ市制圧を目指し地上侵攻するイスラエル軍は18日、戦車と戦闘機を使った攻撃を継続した。

マクロン氏は、「ガザにおけるこの種の軍事作戦は完全に逆効果であり、失敗だ」「イスラエルのイメージと信頼性は、中東だけでなく、世界中の世論において地に落ちている」と述べた。(c)AFP