米ラッパーの車から見つかったバラバラ腐敗遺体、10代少女のものと判明
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【9月18日 AFP】米ラッパー、D4vdさん(20)名義の車から見つかったバラバラに解体され腐敗した遺体が検視の結果、10代の少女のものだと判明した。
ロサンゼルス警察が先週、悪臭を訴える作業員や近隣住民からの通報を受け、ハリウッドのレッカー移動された車置き場でテスラ車のトランクから遺体を発見した。
シートにくるまれた遺体はバラバラに解体され、ひどく腐敗していた。車内で長期間放置されていたとみられている。
ロサンゼルス市警の捜査官によると、テスラ車はレッカー移動されるまで、高級住宅街ハリウッドヒルズに約1か月駐車されていた。
ロサンゼルス郡の検視官によると、遺体はセレステ・リバスさんのもので、存命であれば15歳だった。
セレステさんは13歳だった昨年4月、ロサンゼルスの南東にあるレイクエルシノアで行方不明になっていた。
米エンタメ情報サイトTMZは17日、セレステさんの母親へのインタビューを報道。母親は、セレステさんには「デビッド」という名前のボーイフレンドがいたと語ったとされる。
TMZによると、テキサス州で登録されたこの車は、D4vdさんの本名デビッド・アンソニー・バーク名義で登録されており、盗難届は出されていないという。
D4vdさんの代理人は、遺体発見について連絡を受けており、捜査に全面的に協力していると述べた。
D4vdさんは、遺体発見後も世界ツアーを続けており、週末にはロサンゼルスのグリーク・シアターで公演する予定。(c)AFP