【9月16日 AFP】ドナルド・トランプ米大統領は15日、名誉を毀損されたとして、米紙ニューヨーク・タイムズに対し150億ドル(約2兆2000億円)の損害賠償を求め提訴すると明らかにした。

トランプ氏は自身のSNS「トゥルース・ソーシャル」で、同紙を「急進的な民主党左派の事実上の代弁者」と非難し、自身の家族やビジネス、「米国を再び偉大に(MAGA)」運動等に関する記事についてうそをついていると主張した。

「ニューヨーク・タイムズは長い間、自由にうそをつき、私を中傷し、名誉を傷つけてきたが、それは今すぐに終わる!」と述べた。訴訟はフロリダ州で提起されるという。

トランプ氏は1月の再就任以降、政権に批判的な大手メディアやジャーナリストをくり返し非難し、会見などへのアクセスを制限したり、訴訟を起こしたりしている。(c)AFP