チュニジア当局、ガザ支援船団攻撃を初確認「調査開始」
このニュースをシェア
【9月11日 AFP】チュニジア内務省は10日、前日に同国の海域に停泊していたガザ支援船団が「意図的な攻撃」を受けたとして、調査を開始すると発表した。
ガザ向けの支援物資と親パレスチナ活動家を運ぶ船団の主催者は9日夜、チュニジア沿岸沖で船団の1隻が無人機によるものとみられる攻撃を受けたと発表。船団側は、前夜にも別の船が攻撃を受けたとしていた。
8日の報告後、チュニジア当局は「無人機は確認されていない」とし、発生した火災についてはたばこの不始末の可能性を示唆していた。だが10日の捜査開始の発表により、当局が攻撃の可能性を認めた形となった。
2回目の攻撃報告後、国連のフランチェスカ・アルバネーゼ特別報告者(パレスチナ自治区の人権状況担当)は、デッキで起きた火災の映像をSNSに投稿し、「無人機による攻撃を示している」と指摘した。
船団にはスウェーデンの環境活動家グレタ・トゥンベリさんらが参加している。(c)AFP