【9月11日 AFP】ドナルド・トランプ米大統領(79)の盟友として知られる保守系の政治活動家でインフルエンサーのチャーリー・カーク氏(31)が10日、米西部ユタ州の大学で講演中に銃撃され、死亡した。

トランプ氏は自身のSNS「トゥルース・ソーシャル」に、「偉大で、伝説的とすら言えるチャーリー・カークが死亡した」と投稿し、カーク氏が負傷により死亡したことを認めた。

カーク氏はユタバレー大学でのイベントで講演中に銃撃された。

現場の映像には、カーク氏が大勢の聴衆に向かって演説している最中に一発の銃声が鳴り響く場面が映っている。カーク氏は椅子に倒れ込んだようで、聴衆はパニックに陥った。

ユタバレー大は、銃撃は正午ごろに発生し、当初は容疑者を拘束したと発表していたが、その後、複数の米メディアが容疑者は逃亡中だと報じた。

カーク氏の死を受け、トランプ氏は、14日まで政府施設などで半旗を掲揚するよう命じ、その直後にホワイトハウスの星条旗を降ろした。トランプ氏にとってカーク氏がいかに重要な存在だったかを示す動きだ。

トランプ氏は、「チャーリーほど米国の若者の心を理解し、つかんだ人はいなかった。彼は皆に、特に私から愛され、尊敬されていた。だが今はもうこの世にいない」「(妻の)メラニアと私は、彼の美しい妻エリカさんとご家族に哀悼の意を表する。チャーリー、私たちはあなたを愛している!」とつづった。