【9月6日 AFP】イスラエル軍は6日、パレスチナ自治区ガザ地区の最大都市ガザ市への新たな攻撃に先立ち、住民に南部の「人道地区」へ避難するよう呼びかけた。

イスラエル軍報道官のアビチャイ・アドレー氏は、SNS上でガザ市民に向けて「この機会を利用して、早めに（マワシ）人道地区へ向かい、そこに避難している数千人の人々と合流してください」と述べた。

アドレー氏は新たな攻撃がいつ始まるかは明言していない。以前、別の報道官は、奇襲効果を保つために攻撃の事前発表はしないと話している。

国連（UN）は、ガザ市および周辺には約100万人が居住していると推定しており、イスラエル軍が都市の制圧を進めれば「大惨事」になると警告している。(c)AFP