【9月6日 AFP】米メジャーリーグサッカー(MLS)のインテル・マイアミに所属するルイス・スアレスが、8月31日に行われたリーグスカップ決勝のシアトル・サウンダーズ戦後に警備スタッフに唾を吐いたとして、6試合の出場停止処分を受けた。大会の懲戒委員会が5日、発表した。

イングランド・プレミアリーグのリバプールやスペイン1部リーグのFCバルセロナでプレーした元ウルグアイ代表のスアレスは、0-3で試合に敗れた後、相手選手に突進してヘッドロックを見舞い、乱闘騒ぎを引き起こすと、サウンダーズの警備スタッフに唾を吐いたことがカメラにとらえられていた。

懲戒委員会の発表によると、スアレスの処分は2026年のリーグスカップにのみ適用される。しかしながらMLSは、追加の処罰を科す権利を「留保する」としている。

マイアミではセルヒオ・ブスケッツに2試合、トマス・アビレスに3試合の出場停止処分が下り、サウンダースのコーチにも5試合のベンチ入り停止処分が科された。

代表戦やクラブの試合でのかみつき行為や、人種差別的な暴言で制裁を受けたことがあるスアレスは4日、自身の行動について謝罪し、「私の行動は間違いであり、心から後悔しています。起きたことについて申し訳なく思っており、この機会を逃さず、私の行為で傷ついたと感じた全ての方々に謝罪したい」とインスタグラムに記した。(c)AFP