【9月6日 AFP】南アフリカで反アパルトヘイト(人種隔離政策)運動に尽力したネルソン・マンデラ元大統領の孫、マンドラ・マンデラ氏が5日、イスラエルによるパレスチナ自治区ガザ地区の海上封鎖を破ることを目的とする親パレスチナ活動家の「グローバル・スムード船団」に合流すると表明した。

マンデラ氏はチュニジアの首都チュニスで、「南アフリカ代表団として、ここチュニジアでグローバル・スムード船団に合流することを選んだのは、『アフリカもこの闘争の一部だ』と訴えるためだ」と語った。

「アフリカ人として、私たちは占領下、抑圧下で生きることがどういうことかをよく知っている」と続けた。

主催者によると、マグレブ・スムード船団は7日にチュニジアから出航し、既にスペインとイタリアを出発しているグローバル・スムード船団に合流してガザを目指す予定だ。

当初は4日出航予定だったが、悪天候のため延期された。

主催者によると、チュニスから出航するマグレブ・スムード船団には約100人の活動家が参加する。(c)AFP