観光名所のケーブルカーが脱線、15人死亡 ポルトガル
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【9月4日 AFP】ポルトガルの首都リスボンで3日、観光客に人気のあるケーブルカーの車両が脱線した。当局と現地メディアによると、15人が死亡し、18人が負傷した。
ケーブルカー・グロリア線の車両は、現地時間午後6時ごろリバティアベニュー付近で脱線しビルに衝突した。被害者の中には外国人も含まれるという。
「我々の街がこれまでに経験したことのない悲劇だ」とリスボン市長のカルロス・モエダス氏は語り、当局は3日を国全体の喪に服する日とした。
現地メディアによると、約40人乗りのケーブルカーは、かなりのスピードで急な坂道を下った後に脱線し、建物に衝突。車両は大破した。
この悲劇は「家族に悲しみをもたらし、国に衝撃を与えた」とルイス・モンテネグロ首相は声明で述べた。(c)AFP