元デンマーク産業相、児童ポルノ所持で拘禁4月
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【9月2日 AFP】デンマークのヘンリック・サス・ラーセン元産業相(59)が1日、児童性的虐待の画像数千枚を所持していたとして、児童ポルノ所持の罪で拘禁4月の判決を言い渡された。
かつて社会民主党の重鎮だったサス・ラーセン被告は、児童性的虐待の写真6000枚以上、動画2000本以上をコンピューターに保存していたことを認めた。
サス・ラーセン被告は、子どもの頃の自身を虐待した人物を突き止めるために児童ポルノを入手したと主張し、起訴事実を否認していた。
マリア・チンガリ検事は、判決に「満足」していると述べる一方、「悪いスタートを切りながらも人生を最大限に活用してきた人物が、このような状況に陥るのは残念だ」と付け加えた。
サス・ラーセン被告は、幼少期に里親に預けられ、その後養子縁組された。
チンガリ検事は、「いかなる理由があろうと、児童ポルノを所持してはならない」と述べた。
サス・ラーセン被告は公判中、2018年に自身が3歳の時に性的虐待を受けている場面を映した50年前の動画へのリンクを受け取ったと証言した。
2020年には別の動画を受け取ったという。その動画では、サス・ラーセン被告が3歳くらいの頃、目の前で3歳の女児がレイプされている場面が映っていた。
サス・ラーセン被告は、2本の動画は視聴後に消えたと主張。動画を受け取った際に警察に通報しなかったことを後悔していると述べた。
サス・ラーセン被告は、女児を模したラブドールの所持の罪でも起訴されたが、裁判所はこちらの罪では有罪判決を下さなかった。
弁護人は記者団に対し、「これが最終的な判決となるのか、それとも控訴するのかを見極める」と述べた。
このスキャンダルは昨年3月に発覚し、サス・ラーセン被告は社会民主党から除名された。(c)AFP