【8月26日 AFP】米国のドナルド・トランプ大統領は25日、首都ワシントンで先週行われたウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領や欧州の首脳らとの会談後に、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領と電話で再び協議したと述べた。

トランプ氏は18日、ゼレンスキー氏や欧州首脳らとの会談の最中にプーチン氏に電話をかけ会談を行っていた。

18日の電話会談後にプーチン氏と話したかと記者から問われたトランプ氏は「話した」と答えた。

また内容については「彼(プーチン氏)との会話はいつも良いものだ。だが残念ながら(ウクライナの首都)キーウや別の場所に爆弾が落とされ、私は大きな怒りを覚える」と述べた。

トランプ氏は15日にもアラスカでプーチン氏と歴史的な首脳会談を行い、ロシアのウクライナ侵攻終結に向けた合意を模索した。

18日の電話会談後、トランプ氏はプーチン氏がゼレンスキー氏との2国間会談に応じることで合意したと述べていたが、ロシア政府はその後、そのような計画はないと表明した。

ロシアが会談に否定的な理由を問われた際、トランプ氏は「彼(プーチン氏)がゼレンスキー氏を嫌っているからだ」と答えた。(c)AFP