【8月19日 AFP】フランスのエマニュエル・マクロン大統領は18日、ウクライナの和平が進展しない場合、ロシアに対する制裁を強化するよう改めて呼び掛けた。

ドナルド・トランプ米大統領とウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は18日、ホワイトハウスで会談を行い、マクロン氏を含む欧州の指導者らも会談に参加した。15日に行われたトランプ氏とロシアのウラジーミル・プーチン大統領との首脳会談を受けた会合。

「トランプ大統領は合意が得られると信じており、プーチン大統領も和平協定を望んでいると信じている」とマクロン氏は記者団に語った。

「しかし、最終的にこのプロセスが拒否された場合、制裁を強化する必要があると発言する準備はできている」と述べた。

また、マクロン氏は今回の会談で、ウクライナが領土を譲渡することに関する議論はなかったと述べ、「我々はその段階に程遠い」と語った。(c)AFP