ウクライナへの「強力な安全保障」でロシアと合意、米特使
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【8月18日 AFP】ウクライナ和平交渉を担当するスティーブ・ウィトコフ米特使は17日、ドナルド・トランプ米大統領とロシアのウラジーミル・プーチン大統領が、米アラスカ州で行われた首脳会議でウクライナに対する「強力な安全保障の保証」で合意したと述べた。
CNNの番組に出演したウィトコフ氏はまた、戦闘の中心地になっているウクライナの五つの地域、特に東部ドネツク州に関して、ロシアと詳細不明の譲歩で合意に至ったと話した。
「われわれはゲームチェンジャーと表現できる、強固な安全保障の保証で合意した」とコメントしたウィトコフ氏は、さらに「ロシアは交渉の場で、五つの地域すべてに関して譲歩を行った。ドネツクに関しては重要な議論があり、その内容については月曜日に具体的に詳しく話し合われる予定だ」と話した。
トランプ氏は18日にウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領や欧州各国首脳を招き、ロシアの3年半にわたる侵攻終結の方法を議論する予定となっている。ウィトコフ氏は「生産的な会議」に期待を寄せている。
一方で、マルコ・ルビオ米国務長官は17日、NBCの番組で、停戦は「テーブルから外れていない」ものの、「最終的に目指しているのはこの戦争の終結だ」と話している。(c)AFP
