【8月11日 AFP】トルコ災害緊急事態対策庁 (AFAD)によると、同国西部シンディルギで10日夜、マグニチュード(M)6.1の地震が発生し、少なくとも1人が死亡、数十人が負傷した。

地震は午後7時53分(日本時間11日午前1時53分)に発生し、M3.5~4.6の余震が20回ほど続いている。揺れは、イスタンブールや観光地として有名なイズミルなど、同国西部の各都市でも感じられた。

アル・イェルリカヤ内務相は震源地のシンディルギで記者団に対し、「81歳の方が、がれきの下から救助された直後に死亡した」と述べている。また、29人が負傷しているものの、重傷者はいないという。

シンディルギとその周辺では16棟が倒壊。そのうち、市内中心部にある3階建ての建物を含む4棟が居住用だった。3階建ての建物には6人が暮らしていたが、がれきの中から数人が救助されている。亡くなった一人もがれきの下に埋もれていた。(c)AFP