【8月7日 AFP】米ホワイトハウスは6日、ドナルド・トランプ大統領が、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領との会談に「前向きだ」と発表した。米メディアによると、両者の会談は早ければ来週にも開催される可能性がある。

ウクライナ和平交渉を担当するスティーブ・ウィトコフ特使は6日、プーチン大統領と会談した。トランプ氏は自身のSNS「トゥルース・ソーシャル」への投稿で「大きな進展があった」と述べ、「誰もがこの戦争を終わらせるべきだと同意しており、今後数日から数週間でその方向に向けて取り組む」と語った。

ロシア側も会談は「非常に生産的」だったと評価した。

一方、トランプ氏はウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領と電話会談を行った。会談には欧州の指導者が参加したと、ゼレンスキ―氏が明らかにした。

ホワイトハウスのキャロライン・レビット報道官は、「ロシア側はトランプ大統領との会談を希望しており、大統領はプーチン大統領とゼレンスキー大統領の両者との会談に前向きだ」と述べ、「トランプ大統領はこの残酷な戦争を終わらせたいと考えている」と語った。

ニューヨーク・タイムズとCNNは、関係者の話として、トランプ氏が早ければ来週にもプーチン氏と会談し、その後ゼレンスキー氏を交えた三者会談を目指していると報じた。

トランプ氏は、ロシアがウクライナでの紛争を終結させるための措置を講じなければ、制裁を科すと警告している。(c)AFP