ロシアのウクライナ首都攻撃で6人死亡、40人超負傷
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【7月31日 AFP】ウクライナの首都キーウで31日、ロシア軍による無人機とミサイル攻撃があり、6人が死亡、40人以上が負傷した。病院の小児病棟や学校にも被害が出た。政府関係者が発表した。
市の軍事行政当局は、首都周辺の少なくとも10か所が攻撃を受けたとし、これまでに6人の死亡が確認されたとテレグラムで明らかにした。死者には6歳の子どもも含まれるという。
これに先立ち、イーホル・クリメンコ内相は「夜間、ロシアはミサイルと無人機で首都を攻撃した」と述べ、「午前6時30分の時点で1人が死亡、20人以上が負傷した」と発表していた。
また、キーウのビタリ・クリチコ市長は「負傷者数は43人に増加した。そのうち26人が首都の医療機関に入院している」と説明。シェウチェンキウシキー地区の子ども病棟では、衝撃波で窓が吹き飛ばされたという。
このほか、ゴロシーウシキー地区でも学校や幼稚園を含む複数の建物が損傷を受けた。国家非常事態庁によれば、首都の高等教育機関の一つも被害を受けたという。(c)AFP
