【7月21日 AFP】バスケットボール女子のアジアカップは20日、中国・深センで決勝が行われ、日本は79-88でオーストラリアに敗れ、2大会連続の準優勝となった。

グループステージでもオーストラリアに67-79で敗れていた日本は、ハーフタイムまでに11点のリードを許した。

それでも、6度の大会制覇を誇る日本は最終第4クオーターに反撃に出ると、3本連続のスリーポイントが決まるなどし、残り7分で同点に追いついた。

しかし、ここでフリースローのミスが出るとオーストラリアには得点を許し、時間が迫って焦りを募らす中で突き放された。

世界ランキングで2位につけるオーストラリアは、大会初制覇。アレクサンドラ・ファウラーが大会最優秀選手(MVP)に選出された。

開催国である中国との準決勝で27得点を挙げた19歳の田中こころは、この日も21得点、9アシストの見事なパフォーマンスを見せたが、銀メダルに甘んじた。

3位決定戦では、中国が身長226センチの張子宇(ジャン・ズーユー)の活躍もあり、101-66で韓国を圧倒した。18歳でセンターを務める張は、18得点、7リバウンドを記録し、中国は連続表彰台記録を維持した。(c)AFP