ロケッツがデュラント獲得 最多7チームが絡む大型トレードで
このニュースをシェア
【7月7日 AFP】米プロバスケットボール協会(NBA)のヒューストン・ロケッツは6日、史上最多の7チームが絡むトレードで、ケビン・デュラントがフェニックス・サンズから加入すると発表した。
デュラントはX(旧ツイッター)に、サンズのファンへの別れのメッセージを送るとともに、キャリア5チーム目となるロケッツに向かうことに興奮していると投稿した。
9月に37歳の誕生日を迎えるデュラントは、通算15回のオールスター選出を誇り、2014年にはシーズン最優秀選手(MVP)に選出された。2016-17、17-18シーズンにはゴールデンステイト・ウォリアーズでNBAファイナルを2度制した。
ロケッツはまた、チームのウェブサイトに掲載した声明で、アトランタ・ホークスとのサイン・アンド・トレード契約によりクリント・カペラに加入すると認めた。
一大トレードに関わったのはこの他、ブルックリン・ネッツ、ウォリアーズ、ミネソタ・ティンバーウルブズ、ロサンゼルス・レイカーズだった。
デュラントを失ったサンズは、6月のNBAドラフトで全体10位指名を受けた南スーダン出身で218センチの長身を誇るカマン・マルアチや、ロケッツのディロン・ブルックスとジェイレン・グリーン、ホークスのデイクワン・プラウデン、ティンバーウルブズのラシーア・フレミング、ウォリアーズのコービー・ブレイアを獲得した。
ホークスは金銭と2031年のドラフト指名権、ネッツも今後のドラフト指名権二つを手にし、新人のアドゥ・シーローの交渉権をレイカーズに譲った。
ウォリアーズはドラフト下位指名2選手の交渉権、ティンバーウルブズは将来の指名権とドラフト下位指名選手1人の交渉権を手にしている。(c)AFP