イスラエル、ドルーズ派保護を口実にシリアで「山賊行為」拡大 トルコ大統領
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【7月18日 AFP】トルコのレジェップ・タイップ・エルドアン大統領は17日、イスラエルがシリアの少数派イスラム教ドルーズ派の保護を口実に、内戦で荒廃した同国に対する山賊行為を拡大していると非難した。
エルドアン氏は週例閣議後のテレビ演説で、「イスラエルはドルーズ派を口実に、過去2日間、隣国シリアに対する山賊行為を拡大してきた」と主張。
「改めて明確かつ率直に申し上げたい。イスラエルは無法で、無秩序で、無節操で、過度に甘やかされ、わがままで、貪欲なテロ国家だ」「現段階で、中東における最大の問題はイスラエルによる侵略だ。直ちに阻止しなければ、イスラエルというモンスターはためらうことなく、中東を皮切りに世界を炎の海へと突き落とすだろう」と続けた。
ドルーズ派の中心地であるシリア南部スワイダ県は13日以降、宗派間の流血沙汰に見舞われている。ドルーズ派戦闘員とイスラム教スンニ派のベドウィン(遊牧民)の部族勢力、そして暫定政権軍とその同盟勢力との衝突で、数百人が死亡したと報じられている。
イスラエルはスワイダ県に軍を一時展開した際、シリア暫定政権軍を空爆。首都ダマスカスの同軍本部も攻撃した。イスラム主義組織主導の暫定政権軍が撤退するまで攻撃を激化させると警告していた。
エルドアン氏は、シリア政府軍がスワイダ県から撤退した後、17日にシリアのアハマド・シャラア暫定大統領と電話会談したと述べた。(c)AFP