中国「企業に違法なデータ収集を要請したことは一度もない」
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【7月12日 AFP】欧州連合(EU)のデータプライバシー規制を支援するアイルランドの規制当局が中国の動画投稿アプリ大手「TikTok(ティックトック)」の調査を開始したことを受け、中国政府は11日、企業に対しユーザーの個人情報を「違法に」収集・保管するよう要請したことを否定した。
中国外務省の毛寧報道官は定例会見で、「中国政府はデータプライバシーとセキュリティーを非常に重視し、法に従って保護している」「(中国政府は)企業や個人に対し、違法なデータ収集や保管を要請したことは一度もなく、今後も決してしないだろう」と述べた。
さらに、「欧州側が市場経済と公正な競争を尊重し、あらゆる国の企業に対し、公正・公平かつ差別のないビジネス環境を提供することを望む」と述べた。
中国が個人情報をスパイ活動やプロパガンダに利用するのではないかとの懸念から、Tiktokは長年にわたり西側諸国から非難されている。
だがTikTokは、中国当局から欧州ユーザーのデータ提供を要請されたことは一度もないと主張している。
TikTokは5月、欧州ユーザーの個人情報を中国に送信したとしてデータ保護委員会に5億3000万ユーロ(約908億円)の制裁金を科されたが、中国にいる従業員が遠隔でのみアクセスしていたと主張した。(c)AFP