【6月30日 AFP】米プロバスケットボール(NBA)のデトロイト・ピストンズでプレーするマリーク・ビーズリーが、NBAの試合やプロップベット絡みのスポーツ賭博の疑いで地方検事局の捜査を受けていると、米スポーツ専門チャンネルESPNが29日に報じた。

ESPNが匿名の情報源の言葉として伝えたところでは、ガードを務めるビーズリーはミルウォーキー・バックスに所属していた2023-24シーズンの行動に疑いを持たれている。そのシーズン、ビーズリーはキャリア最高の77試合に先発し、79試合に出場して平均11.3得点、3.7リバウンド、1.4アシストを記録した。

ビーズリーの弁護士はESPNに対して、「捜査されているからといって、起訴されたわけではない」「マリークは米国憲法の下、他の国民と同様、無罪推定の権利を有している。現時点で、何かの罪で訴えられたわけではない」とコメントした

NBAで9シーズンにわたってプレーしてきた28歳のビーズリーは、今オフにフリーエージェント(FA)になる予定で、ピストンズと3年総額4200万ドル(約60億円)の新契約を結ぶ交渉を行っていたが、現在話し合いは中断していると伝えられている。

ピストンズには昨年7月にFAで加入し、24-25シーズンはキャリア最高の82試合に出場して平均16.3得点、2.6リバウンド、1.7アシストを記録した。(c)AFP