ジョタ選手の葬儀行われる 家族とサッカー界が別れ告げる
このニュースをシェア
【7月6日 AFP】3日に交通事故で亡くなったサッカーポルトガル代表FWジオゴ・ジョタ選手(28)と弟のアンドレ・シルバ選手(25)の葬儀が5日、故郷のゴンドマールで行われた。
イングランド・プレミアリーグのリバプールに所属するジョタ選手とポルトガル2部クラブに所属するシルバ選手は3日、スペイン北西部の高速道路を走行中に車両が道路から外れて炎上し、死去した。ジョタ選手は6月22日に結婚したばかりで、夫妻には3人の子供がいる。
ポルト近郊で行われた葬儀にはベルナルド・シウバやブルーノ・ミゲル・フェルナンデス、ダニーロ・ペレイラ、ジョアン・フェリックスら代表のチームメートとロベルト・マルティネス監督ら、サッカー界のスターが出席したが、クリスティアーノ・ロナウドは不在だった。
リバプールのビルヒル・ファン・ダイクは、背番号20番が入ったユニホーム型の赤い花輪を手に参列した。
前日の夜にはファン・ダイクやリバプールのチームメート、アルネ・スロット監督が通夜に参列。さらに、幼なじみやポルトガルのマルセロ・ヌノ・ドゥアルテ・レベロ・デ・ソウザ大統領とルイス・モンテネグロ首相、ジョタ選手がかつてプレーしていたFCポルトのアンドレ・ビラス・ボアス会長が弔問に訪れた。
ポルトガルと英国のメディアは、ジョタ選手が最近肺の手術を受けたため、医師に勧められて飛行機移動を避けていたと報じた。4日からリバプールでのトレーニング開始するために、スペイン北部のサンタンデールからフェリーでイングランドに向かう途中だったとされている。
一方、リバプールに所属するモハメド・サラーはチームメートの死を受けて「クラブに戻るのが怖い」と述べており、チームは一部選手のトレーニング開始を延期している。(c)AFP