【7月5日 AFP】イスラム組織ハマスは4日、パレスチナ自治区ガザ地区での停戦案について「直ちに」交渉を開始する準備ができていると発表した。同地区ではイスラエル軍の継続的な攻撃で、民間防衛局によると50人以上が死亡している。

今回の発表は、他のパレスチナ武装勢力との協議を経て行われており、7日にはイスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相が米首都ワシントンを訪れることになっている。ドナルド・トランプ米大統領は、21か月目に入った紛争の終結を推進している。

ハマスは声明で、仲介国から受け取った米国の支援を受けた停戦案の条件を実施するための枠組みに関する交渉サイクルに「直ちに、そして真剣に取り組む準備ができている」と述べた。

ハマスと共闘する過激派「イスラム聖戦」は停戦協議を支持するとしたが、ガザ地区で拘束されている人質解放後にイスラエル側が「攻撃を再開しない」という「保証」を求めた。(c)AFP