大坂なおみ3回戦へ、ウィンブルドンは上位敗退の波乱続く
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【7月3日 AFP】テニス、ウィンブルドン選手権は2日、女子シングルス2回戦などが行われ、大坂なおみは6-3、6-2でカテリナ・シニアコバ(チェコ)を下し、3回戦に進出した。
開幕2日間で男女シングルスのトップ10シードのうち8人が敗退し、オープン化以降の四大大会(グランドスラム)での記録が誕生。第2シードのココ・ガウフ(米国)、第3シードのジェシカ・ペグラ(米国)、第5シードの鄭欽文(中国)が敗退した女子ではこの日、第4シードで昨年大会の決勝に進んだジャスミン・パオリーニ(イタリア)も4-6、6-4、6-4で世界ランク62位のカミラ・ラヒモワに屈した。
その中で第1シードのアリーナ・サバレンカは流れに逆らい、世界48位のマリー・ボウスコバ(チェコ)を7-6 (7/4)、6-4で下した。
今季は全豪オープンと全仏オープンの決勝でともに敗れている世界1位のサバレンカは、「正直に言って、多くのトップ選手が負けるのを見るのはとても悲しいけど、自分自身に集中していく」「これ以上の波乱がないことを願っている」と述べた。
男子では、第2シードのカルロス・アルカラス(スペイン)が世界733位のアマチュア選手、オリバー・ターベット(英国)を6-1、6-4、6-4で退けた。
マッチ20連勝中のアルカラスは、ウィンブルドン3連覇を達成すれば、男子ではビョルン・ボルグ(スウェーデン)、ピート・サンプラス(米国)、ロジャー・フェデラー(スイス)、ノバク・ジョコビッチ(セルビア)に次いで、オープン化以降では史上5人目の快挙達成となる。
男子も1回戦で13人のシード勢が敗退と大会記録を更新し、グランドスラム最多記録である2004年の全豪に並んだが、第12シードのフランシス・ティアフォー(米国)は、6-4、4-6、3-6、5-7でキャメロン・ノーリー(英国)に屈し、早期敗退の苦しみを味わうことになった。
望月慎太郎は6-1、6-7(7/9)、6-4、3-6、4-6で第17シードのカレン・ハチャノフに敗れ、3回戦進出を逃した。(c)AFP
