ボグダノビッチが引退 NBAで10年プレーも足のけがで
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【6月30日 AFP】米プロバスケットボール(NBA)で10シーズンにわたってプレーしたボヤン・ボグダノビッチ(36)が29日、左足のけがを理由に現役引退を表明した。
ボグダノビッチはニューヨーク・ニックスでプレーしていた2024年に足の手術を受け、シーズンを全休すると、その後トレードで復帰したブルックリン・ネッツでも再び手術を受け、最終的にネッツでの出場はかなわなかった。
自身のSNSでボグダノビッチは「人生では、自分でタイミングを選ぶのではなく、タイミングに選ばれるときがある」とコメント。「足のけがと14か月にわたって闘い、2度の手術と果てしない努力を経てコートに戻ろうとしたが、今、一つの章の幕を閉じるときが来た」「20年以上にわたるバスケットボール人生に別れを告げるときが来た」とつづった。
ボスニア・ヘルツェゴビナ生まれで、クロアチア代表としてプレーしたボグダノビッチは、母国やスペイン、クロアチア、トルコでのプレーを経て、2014年にネッツに加入してNBA挑戦。その後はワシントン・ウィザーズ、インディアナ・ペイサーズ、ユタ・ジャズ、デトロイト・ピストンズ、ニックスを渡り歩いた。
NBAでは通算719試合に出場し、平均15.6得点、3.6リバウンド、1.7アシストをマーク。五つのチームで合計7回プレーオフに進出した。(c)AFP