【6月29日 AFP】ラグビーの英国とアイルランドの選抜チーム、ブリティッシュ&アイリッシュライオンズは28日、オーストラリア・パースのオプタス・スタジアムでウエスタン・フォースと対戦し、20歳の新星ヘンリー・ポロックが圧巻の活躍を見せて54-7で圧勝。豪遠征を白星でスタートさせた。

2013年以来となるオーストラリアでの試合で、4万6656人の観客の多くから大声援の後押しを得たライオンズは、8トライをマーク。ダブリンでの壮行試合ではアルゼンチンに24-28でまさかの敗戦を喫したが、ポロックを中心に大幅に入れ替えた布陣で、より洗練されたプレーを展開した。

序盤は規律の問題が露呈し、前半だけで六つの反則を犯したが、後半は一方的な展開となり、5トライを決めて実力差を見せつけた。アルゼンチン戦でライオンズデビューを果たしたポロックは、15分にスピードを生かしてアシストを記録した。

ライオンズはこの試合を皮切りにオーストラリアで9試合を行う予定で、7月19日からはオーストラリア代表との3連戦が始まる。次戦は7月2日、ブリスベンでクイーンズランド・レッズと対戦する。(c)AFP