クルセイダーズ 通算15回目のスーパーラグビー制覇
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【6月22日 AFP】スーパーラグビー・パシフィックは21日、ニュージーランド・クライストチャーチのアポロプロジェクツ・スタジアムでプレーオフ決勝が行われ、クルセイダーズ(ニュージーランド)はフォワード陣の力を駆使してチーフス(ニュージーランド)を16-12で下し、接戦を制して最多15回目のタイトルを獲得した。
クルセイダーズはトライ数では1本対2本と相手に上回られたが、FHリヴェス・レイハナがキックで挙げた11得点が決め手となった。
お互いに守備を重視した激しい試合で、前半を13-12で終えた後、後半の得点はレイハナのペナルティーゴール(PG)1本のみ。それでもクルセイダーズはシンプルなプレーで優位に試合を運び、チームの武器であるフォワード陣のパワーをスクラムなどで生かして相手を抑え込んだ。
クルセイダーズはこれで、1996年のスーパーラグビー創設以来続いている、ホームでのプレーオフの連勝を32試合に伸ばした。
対するチーフスは3年連続で準優勝に終わり、2016年から18年のライオンズ(南アフリカ)の不名誉な記録に並んだ。試合を決められる選手を多数擁し、レギュラーシーズンの2試合ではクルセイダーズに勝利していたが、相手に封じ込まれた。(c)AFP