ネタニヤフ氏の汚職裁判は「魔女狩り」、直ちに中止すべき トランプ氏
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【6月26日 AFP】ドナルド・トランプ米大統領は25日、盟友であるイスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ氏の長年にわたる汚職裁判に介入し、イランとの紛争の後、イスラエルの「偉大な戦時首相」であるネタニヤフ氏を無罪とするよう訴えた。
トランプ氏自身も数々の刑事告発と有罪判決に直面しているが、政治的動機に基づくものだと主張している。
トランプ氏は自身のSNS「トゥルース・ソーシャル」に長文を投稿。「これほど多くのことをささげてきた人物に対する、このような魔女狩りは、私には考えられない」と訴えた。
トランプ氏はネタニヤフ氏を愛称の「ビビ」で呼び、「ビビが23日に法廷に召喚されたことを知ったばかりだ」「ビビと私は、イスラエルの宿敵であり、非常にタフで聡明(そうめい)なイランと戦い、力を合わせて地獄を切り抜けたばかりだ。そして、素晴らしい聖地(パレスチナ)をビビほど強く、鮮明に、強く愛している者はいない」と述べた。
「ビビ・ネタニヤフの裁判は直ちに中止されるべきだ。あるいは、偉大な英雄に恩赦を与えるべきだ」「イスラエルを救ったのはアメリカ合衆国だった。今度ビビ・ネタニヤフを救うのもアメリカ合衆国になるだろう」と訴えた。(c)AFP