キス強要で罰金確定のスペイン連盟前会長 最高裁に上訴へ
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【6月26日 AFP】スペインサッカー連盟(RFEF)のルイス・ルビアレス前会長(47)が、同国女子代表のMFヘニフェル・エルモソ(34)にキスを強要して性的暴行の罪で罰金刑が確定したことを受け、前会長の弁護人は25日、最高裁判所に上訴する意向を示した。
2023年の女子W杯オーストラリア大会でのキスについて、国内の注目を集めた2月の裁判では、ルビアレス前会長に有罪判決が下されて1万800ユーロ(約180万円)の罰金が科された。検察側の求刑2年半に及ばず、フェミニスト団体が怒りを見せる中で、両当事者は判決に異議を唱えていた。
裁判所は25日に声明を出し、弁護団と検察の控訴を棄却して有罪判決と罰金刑を維持したと述べた。これを受けてルビアレス氏の弁護人はAFPに対し、最高裁判所に上訴すると述べた。(c)AFP