【6月25日 AFP】トルコのレジェップ・タイップ・エルドアン大統領は24日夜、北大西洋条約機構(NATO)首脳会議の開催地、オランダ・ハーグでドナルド・トランプ米大統領と会談し、イランとイスラエルの停戦を称賛するとともに、ロシアとウクライナの紛争終結に向けた「緊密な対話」を呼び掛けた。

トルコ大統領府によると、エルドアン氏は「トランプ大統領の努力によって達成されたイスラエルとイランの間の停戦に満足の意を表し、停戦が恒久的なものとなることを期待している」と述べた。

トランプ氏は24日未明、イランとイスラエルが段階的な停戦に合意し、11日間にわたる紛争に「正式な終結」をもたらすと発表した。

エルドアン氏はまた、パレスチナ自治区ガザ地区での紛争とロシア・ウクライナ紛争の終結に向けて、トルコと米国が緊密に協力する必要性を強調。「ガザにおける人道的悲劇をできるだけ早く終結させ、ロシア・ウクライナ戦争を平和的に解決するためには、緊密な対話が重要だ」と述べた。(c)AFP