【6月24日 AFP】パレスチナ自治区ガザ地区の民間防衛当局によると、イスラエル軍は24日、ガザ中心部にある配給所付近で支援物資を待っていた21人を殺害した。

民間防衛当局のマフムード・バッサル報道官はAFPに対し、「24日早朝、ガザ地区中心部で援助を待っていた市民の集団に対し、占領軍たるイスラエル軍が銃と戦車砲で攻撃を加えた結果、21人が殺害され、約150人が負傷した」と述べた。

AFPはこの事態について、イスラエル軍に説明を求めている。イスラエルによるガザ地区での報道規制や一部地域への立ち入り困難により、AFPはパレスチナ自治区の救助隊や当局が提供する死傷者数や詳細を独自に確認することができない。

バッサル氏はまたガザ市で明け方、住宅を標的としたイスラエル軍の空爆で5人が死亡、数人が負傷したとも述べた。(c)AFP