【6月24日 CGTN Japanese】第3回北京国際文化・観光消費博覧会が20日、北京市で開幕しました。同博覧会は「消費の高度化・世界の博覧・文化観光の融合」をテーマに、20の国と地域から約500の団体・企業が出展しています。

 日本政府観光局(JNTO)北京事務所の三梨健氏が取材に応じ、「中国からの観光客は再び増加傾向にあり、近年では買い物よりも体験への関心が高まっている」と述べたうえで、「リピーター層は誰も知らない場所に行きたいというニーズを持つようになっている。まだまだ日本の知られざる魅力を中国の方に紹介したい」と中国市場への期待感を示しました。

 また、中国旅行社協会・オーダーメイド旅行分科会の張可維秘書長によると、中国の観光市場は既にコロナ前の2019年の水準を超える回復となっており、特に近年伸びているのが「親子旅行」と「シニア旅行」で、時間をかけてゆっくり楽しむスタイルが好まれる傾向にあります。訪日旅行に関しては、団体ツアーよりも「家族のプライベートツアー」や「カスタマイズツアー」への移行が加速しているということです。(c)CGTN Japanese/AFPBB News