【6月22日 AFP】サッカークラブW杯は21日、米国各地でグループリーグの試合が行われ、グループEの浦和レッドダイヤモンズは後半アディショナルタイムに決勝点を許して1-2でインテル(イタリア)に逆転負けを喫し、敗退が決まった。

シアトルのルーメンフィールドまで駆けつけたサポーターの大声援を受けた浦和レッズは、序盤に渡邉凌磨が先制ゴールを決めた。

しかし、モンテレイ(メキシコ)との初戦でもゴールを決めていたラウタロ・マルティネスに同点ゴールを許すと、後半アディショナルタイム2分にインテルでは2年以上ぶりの出場となる20歳のバレンティン・カルボーニに逆転ゴールを奪われた。

苦しい戦いを終えたマルティネスは、ライブストリーミングサービスDAZNに対して、「相手は気持ちでプレーしてくるので、それに対抗するには、チームとしてもっと誇りを持ち、謙虚になり、苦しむことを覚える必要がある」と語った。

この結果、クリスティアン・キヴ新監督率いるインテルは16強入りに近づき、2連敗のレッズは敗退が決まった。

レッズのマチェイ・スコルジャ監督は「試合後の感情は非常に悪いもの。トーナメントから敗退することになり、大会で唯一の勝利を挙げるために戦うことしかない」と語った。(c)AFP