ビルツがリバプール加入 「すべてを勝ち取りたい」
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【6月21日 AFP】サッカーイングランド・プレミアリーグの王者リバプールは20日、ドイツ・ブンデスリーガ1部のバイヤー・レバークーゼンからMFフロリアン・ビルツを獲得したと発表した。移籍金はプレミア史上最高額に上る可能性があると報じられている。
英メディアによると、リバプールが最初に支払うのはクラブ史上最高額を優に超える1億ポンド(約196億円)で、さらにパフォーマンスに応じたボーナスの1600万ポンド(約31億円)を合わせれば英国史上最高額となる可能性がある。
一方、ドイツメディアでは移籍金が最低1億3000万ユーロ(約218億円)で、ボーナスを含めれば総額1億5000万ユーロ(約252億円)に達する可能性があると伝えられている。
ドイツの強豪バイエルン・ミュンヘンへの加入を断り、イングランドへの移籍を選んだビルツは、リバプールのウェブサイトで、「毎年すべてを勝ち取りたい!」「最終的には成功したい。彼ら(リバプール)は昨季プレミアリーグを制覇した。だから、自分の目標はそれを再び勝ち取り、欧州チャンピオンズリーグでもさらに上に進むことだ。すごく野心に燃えている」と意気込みを語った。
さらには、「新たな冒険が目の前にあることに本当にわくわくしている。これも自分の中では大きなポイントだった。ブンデスリーガを離れてプレミアリーグに参加するという、全く新しいものを求めていた」と語った。
ビルツはレバークーゼンで公式戦197試合に出場して57得点、65アシストを記録しており、チャンスメーカーとしてもゴールスコアラーとしても脅威の存在であることを示している。
ビルツは「自分はクリエーティブな選手だと言われる。チームにこの創造性をもたらし、ピッチ上でも喜びももたらしたい」「アシストやゴールを決め、走って守備もする。とにかく、チームを一歩前進させることができればと思う」と語った。(c)AFP