【6月19日 AFP】サッカーイングランド・プレミアリーグのチェルシーに所属するミハイロ・ムドリクが18日、薬物検査で陽性となり、イングランドサッカー協会(FA)の反ドーピング規則違反による処分対象になった。

昨年12月に「定期尿検査での異常な結果」によりFAから暫定の出場停止処分を受けているムドリクは、同11月28日以降はチェルシーでプレーしていない。

ムドリクはFAの規則に基づき、最長4年の出場停止処分を受ける可能性がある。

2023年1月にウクライナ・プレミアリーグのシャフタール・ドネツクから加入したムドリクは、陽性反応が出た検査で、禁止されているパフォーマンス向上物質メルドニウムが検出されたと報じられている。

加入後は一貫性に欠き、時折才能をうかがわせることはあったが、不安定なパフォーマンスが続いていた。チェルシーでは公式戦73試合に出場し、10ゴールにとどまっている。(c)AFP