北朝鮮、イスラエルのイラン攻撃を「人道に対する罪」と非難
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【6月19日 AFP】北朝鮮は19日、イスラエルがイランとの紛争を引き起こすために攻撃を開始したことを非難し、米国と欧州諸国に対して「戦争の火種をあおる」行為を戒めた。外務省の報道官が述べた。
報道官は、北朝鮮は「イスラエルの軍事攻撃に対して深刻な懸念を表明し、断固として非難する」と述べ、イスラエルによる民間人の殺害は「人道に対する許しがたい犯罪」であると付け加えた。
国営ニュース通信社KCNAが報じた声明で報道官は、「イスラエルによる国家支援テロの違法行為は、中東地域で新たな全面戦争の危険を高めている」と述べた。
北朝鮮はまた、ドナルド・トランプ大統領らに参戦しないよう警告した。
報道官は「世界が目撃している現在の深刻な状況は、米国と西側諸国に支援され、後援されているイスラエルが中東の平和にとってがんのような存在であり、世界の平和と安全を破壊する主犯であることを明確に証明している」として、米国と欧州諸国の行動が「中東の状況を制御不能な壊滅的段階に押し進めている」と述べた。(c)AFP