【6月18日 AFP】ドナルド・トランプ米大統領は17日、同国は「今のところ」イラン最高指導者アリ・ハメネイ師を殺害するつもりはないと述べ、イランに降伏を要求したようだ。

この発言は、イランとハメネイ師に対するトランプ大統領の発言が劇的にエスカレートしたことを示している。米国がイスラエルの攻撃に関与していないと主張してきたにもかかわらず、イスラエルの攻撃に加わるのではないかとの臆測を呼んでいる。

米高官は数日前、トランプ氏がイスラエルに対しハメネイ師暗殺計画の撤回を求めたと明らかにしたが、トランプ氏はハメネイ師暗殺を再び選択肢に加えたようだ。

トランプ氏は自身のSNS「トゥルース・ソーシャル」に、「われわれはいわゆる『最高指導者』が隠れている場所を正確に把握している。格好の標的だが、そこにいれば安全だ。少なくとも今のところ、彼を排除(殺害!)するつもりはない」と投稿。

「だが、民間人や米兵に対するミサイル攻撃は望んでいない。われわれの忍耐は限界に近い」と続けた。

その後、「無条件降伏!」とのメッセージを投稿した。(c)AFP