中国独自開発の大型水陸両用機「鯤竜」AG600が高高原でのテスト飛行を完了
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【6月16日 CGTN Japanese】青海空港有限公司が13日に明らかにしたところによりますと、中国が独自で開発した大型水陸両用機「鯤竜」AG600がこのほど、青海花土溝空港で高高原でのテスト飛行を完了したということです。
高原空港とは標高1500メートル以上の空港を指し、そのうち1500~2438メートルの範囲内にあるものは一般的な高原空港、2438メートル以上にあるものは高高原空港と呼ばれます。高原空港は空気が希薄な上、地形が複雑で、天候の変化が激しいため、航空機の性能と運行支援保障能力については通常より高い水準が求められます。今回試験飛行を実施した青海花土溝空港は標高が2900メートルを越えており、柴達木(チャイダム)盆地の北西部に位置しています。
今回の「鯤竜」AG600のテスト飛行は高高原空港での典型的な運行シーンをカバーしており、複雑な気象条件下での航空機の離陸性能や上昇性能、着陸性能などを系統的に検証しました。(c)CGTN Japanese/AFPBB News