G7首脳ら、サミット開催地カナダ入り イスラエル・イラン危機議題に
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【6月16日 AFP】カナダで16日から始まる先進7か国首脳会議(G7サミット)へ向けて、ドナルド・トランプ米大統領ら各国の指導者が開催地であるロッキー山脈の景勝地カナナスキスに到着した。
カナダのマーク・カーニー首相は、G7を構成する先進工業民主主義国同士の意見の相違を最小限に抑えることを目的とした議題を用意していた。
しかし外交筋によると、サミットの2日前にイスラエルがイランに対する大規模な軍事作戦を開始したことを受け、カナダ政府は現在、イスラエルとイランに対する共同声明を発表する可能性について各国と協議している。
この共同声明は、緊張緩和を求める内容となるか、単にイスラエルを支持し、イランの核開発に対する「自衛の権利」を認めるものになる可能性があるとしている。(c)AFP