ベッカム氏にナイトの爵位、サッカー超えた努力の集大成
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【6月14日 AFP】サッカー元イングランド代表主将のデビッド・ベッカム氏(50)が13日、競技でのキャリアと慈善活動での功績が評価され、チャールズ英国王からナイトの爵位を授与されることが決まった。
現役時代にイングランド代表として115試合に出場し、プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドやスペイン1部リーグのレアル・マドリードなどの強豪クラブでもプレーしたベッカム氏は、今後は「サー」と呼ばれ、同氏の妻で女性グループ「スパイス・ガールズ」の元メンバーであるビクトリアさんも「レディ・ベッカム」として知られることになる。
ベッカム氏は長年にわたりナイト授与の候補に挙がっており、2003年に大英勲章第4位にあたるオフィサー章を授与されている。ビクトリアさんも後にファッション業界への貢献で同じ称号を与えられた。
ベッカム氏は英PA通信への声明で、「愛国心が強く、英国を誇りに思う両親や祖父母に囲まれてロンドン東部で育った私が、このような身に余る栄誉を受けるとは想像もしていなかった」「自分がやっている仕事ができるのは本当に幸運であり、自分に大きな充実感を与えてくれる仕事を認めてもらえて感謝している」と述べた。
ベッカム氏のナイト爵位は、サッカーの枠を超えてスポーツ、ファッション、ビジネスを交えた世界的なアイコンになるための長年にわたる努力の集大成となる。(c)AFP