【6月9日 AFP】海洋哺乳動物の救助および研究を行うオーストラリアの団体「ORRCA」は9日、同国東海岸沖でロープが絡まった状態のザトウクジラの捜索を行った。

同団体によると、上空から撮影された映像で、シドニー港の南で浮きブイにつながれたロープを引きずりながら泳ぐクジラの姿が確認された。団体はクジラの体からロープを取り外したいとしている。

団体のメンバーは、絡まったブイによってクジラの潜水が難しくなると指摘し、個体については、体長約8メートルでまだ「かなり若い」と説明した。

現在、ボランティアや野生動物救助の専門家のチームが、クジラの位置を特定するために海岸線を捜索している。(c)AFP